みなさん、こんにちは!

長野県松本市Dr.エアクリーンです。

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連日夏の猛暑日が続く中、エアコンの使用は避けられませんが、ここまで猛暑日が続くと、やはり電気代が気になるところです。
しかし、ちょっとした工夫でエアコンの消費電力を抑え、電気代を節約することができます。

この記事では、「夏のエアコン電気代を少しでも節約するための5つの方法」を解説します。

適切な設定温度の選び方から、効率的な運転モードの活用、フィルターの定期清掃など、電気代節約のヒントをお伝えします。
これらの方法を実践して、快適な夏を過ごしながら電気代を節約しましょう。

◆ 1.適切な設定温度と保ち方

冷房時のおすすめ設定温度は26~28度

夏の冷房時に最も効果的なエアコン設定温度は、一般的に26~28度とされています。
この温度設定は、快適さを保ちながら電力消費を抑えるのに適しています。
具体的な理由と方法について説明します。

快適さと省エネのバランス

  • 26~28度に設定することで、部屋の温度が極端に低くならず、身体への負担を減らします。
  • 過度な冷房を避けることで、エアコンの運転効率が向上し、結果的に電気代の節約に繋がります。

湿度の調整

  • 温度だけではなく湿度も調整することで、より快適な環境を作り出すことができます。
    ジメジメするなど湿度が高いと感じる場合は、ドライモードを活用すると良いでしょう。

設定温度を一定に保つ方法

エアコンの設定温度を一定に保つことで、無駄な電力消費を防ぎ、電気代を抑えることができます。
高機能のエアコンは、外出先からスマホを使用して家のエアコンを操作できる「スマート家電エアコン」もあり、外出先からタイマーをセットできるなど、使いこなすことでよりエアコンを快適に効率よく利用することができます。
以下に、設定温度を一定に保つための具体的な方法をいくつか紹介します。

タイマー機能の活用

エアコンのタイマー機能を活用することで、無駄な電力消費を防ぎ、効率的に快適な室内環境を維持することができます。
以下にタイマーの活用方法とその効果を説明します。

運転時間の制限

タイマーを設定することで、エアコンの運転時間を制限し、必要な時間帯だけ運転させることができます。
例えば、朝起きる前や帰宅前にエアコンを自動的にONすることで、必要な時だけ快適な室内環境を整えることができます。

外出時の節電

外出する時間帯に合わせてエアコンをOFFに設定することで、無人の時間帯に無駄な電力を消費することを防ぎます。
帰宅予定時刻に合わせて再度ONに設定しておけば、帰宅時に快適な室内環境を整えることができます。

エコモードとの併用

多くのエアコンには、エコモードが搭載されており、タイマーと組み合わせることでさらに効率的な運転ができます。
エコモードは、エアコンが省エネ運転を行いながら、設定時間に合わせて自動的にON・OFFを切り替えます。

就寝時の快適なタイマー設定

就寝前にエアコンをONにして、寝室を適切な温度に冷やしておきます。その後、寝る時間に合わせてタイマーをセットし、深夜には自動的にOFFします。
これにより、眠り始めの快適さを確保しつつ、深夜の無駄な消費電力を防ぎます。

また、人の体温は夜間に自然と下がるため、就寝中にエアコンの温度を少し上げると快適な睡眠が得られやすくなります。
タイマーを利用して、深夜の時間帯には設定温度を少し高めに調整することも効果的です。

◆ 2.自動モードの使用

エアコンの自動モードを活用すると、設定温度に達した際に自動的に運転が調整されます。
これにより、温度が一定に保たれ、無駄なエネルギー消費を抑えられます。
また、必要以上に冷房を強くすることなく、適切な温度調整が行われます。
その結果、エアコンの効率が向上し、電気代の節約に繋がります。

最適な運転制御

自動モードは、エアコンが室温や湿度をセンサーで感知し、最適な運転を自動的に調整する機能です。
これにより冷房や湿度、送風などの運転モードを適切に切替え、常に快適な室内環境を維持します。

エネルギー効率の向上

自動モードを活用することで、エアコンのエネルギー効率が向上し、結果的に電気代の節約に繋がります。

ユーザーの手間を軽減

自動モードを使用することで、ユーザーが手動で温度や運転モードを頻繁に調整する手間が省けます。

≪参考リンク≫

エアコンの自動運転について(ダイキン)
エアコンの節電になる使い方(パナソニック)

◆ 3.フィルターの定期的な清掃

フィルターが汚れていると、エアコンの効率が低下し、設定温度を維持するためにより多くの電力を消費することになります。
エアコンのフィルターを定期的に清掃することで、エアコンの運転効率を向上させ、電力消費を抑えることができます。

使用頻度が多くなる夏場は、2週間に1回のフィルター掃除をおすすめします。

なお、エアコンフィルター清掃方法は、ご使用いただいているエアコンの取扱説明書もしくは、各メーカーのホームページを参照願います。

◆ 4.窓やドアを閉める

エアコンで部屋を涼しく快適にするために、部屋の窓を開けた状態でエアコンを運転している方は、あまりいないと思いますが、部屋の窓が開いていると、外気が入り込み、室内温度の維持が難しくなります。
エアコンを使用している間は、窓やドアをしっかりと閉めておきましょう。

◆ 5.遮光カーテンやブラインドの使用

直射日光が室内に入ると、部屋の温度が上がりやすくなります。
遮光カーテンやブラインドを使用し、日光を遮ることで、室内温度の上昇を防ぎます。

◆ 6.まとめ

今回は、「夏のエアコン電気代を節約する5つの方法」について解説いたしました。

電気代を節約する5つの方法をまとめると以下の通りです。

  • 適切な設定温度を保つ
  • 自動モードを活用する
  • フィルターを定期的に掃除する
  • 窓やドアを閉める
  • 遮光カーテンやブラインドで室内への直射日光を避ける


以上の方法を実践することで、エアコンの設定温度を一定に保ち、電気代の節約を図ることができます。
エアコン機能のタイマー機能や自動モードを活用しても、エアコン本体がホコリやカビで汚れていると、エアコンの機能が発揮されませんので、フィルターのお掃除も忘れずに行ってください。

快適さと省エネを両立させ、猛暑が続く夏を乗り切るためにも、ぜひ取り入れてみてくださいね。

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