空気清浄機クリーニング・料金

花粉や黄砂、PM2.5、近年では新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、定期的な換気の必要性・感染防止対策の効果があるなどの理由で需要が拡大した空気清浄機。

内閣府の消費動向調査 令和３(2021)年３月実施分にて空気清浄機の普及率 （二人以上の世帯）は45.2％となっており、ほぼ半数の家には空気清浄機が普及しています。

そんな空気清浄機ですが、
内部にハウスダストが付着し、カビが繁殖しやすい構造となっており、エアコン同様　分解して洗浄する必要性があります。

ハウスダストやカビは色々な病気の原因となり、以前神奈川県川崎市の介護施設に設置された加湿型空気清浄機を調査した結果、23台の加湿型空気清浄機のうち4台から肺炎や気管支炎の原因となるレジオネラ菌が確認された事例が挙がっています。

• カビ菌やウィルスの温床に
  空気清浄機内部に「ハウスダスト・アレルギー物質・ダニ・タバコの煙（ヤニやニコチン）・花粉・カビなどの浮遊菌・排気ガス・黄砂など、さまざまな有害物質が蓄積することで、室内環境が劣化します。
  これらの物質は健康に悪影響を及ぼす可能性があり、さらに空気清浄機が汚れたまま放置されると、嫌な臭いやアレルギー物質をまき散らす発生源になることがあります。
• 汚れの蓄積による性能低下・故障のリスク
  空気清浄機には、集じんフィルターや脱臭フィルター、加湿機能付きには加湿フィルターが組み込まれており、これらは一定の間隔で清掃や交換をすることが非常に重要です。
  これらのフィルターが汚れで詰まると、機器の性能低下だけでなく、故障のリスクも高まります。
• 電気代の上昇
  空気清浄機本体や各種フィルターに汚れが溜り続けると、空気清浄機の吸引力は低下して機械に負担がかかってしまいます。
  その結果、空気は汚れたままなのに、余計な電気代がかかってしまうことに！
  部品の消耗も激しくなるので、製品としての寿命が短くなって故障してしまう可能性も高くなります。

空気清浄機を分解クリーニングすることで、普段のお掃除では除去できないカビやホコリも一掃することができ、空気清浄機本来の機能を取り戻します。

空気清浄機も最低2年に1回の分解清掃をおすすめいたします。

SHARP製　KC-H50-W（加湿空気清浄機　2017年製）の分解洗浄

本体分解クリーニング前の状態

購入後5年間一度もお掃除されてない状態です。
主に仏間でご使用されていましたので、本体内に蝋燭（ろうそく）や線香の煤（スス）が沈殿、付着していました。
集塵フィルター・脱臭フィルター・加湿フィルターは煤が詰まって使えないので、すべて交換です。

本体分解作業風景

ビフォーアフター