みなさん、こんにちは!

長野県松本市Dr.エアクリーンの西村です。

いつもホームページにアクセスしていただきありがとうございます。

最近のエアコンはエコ運転など電気代を抑える性能が向上し、エアコンを一年中ご使用されるご家庭も増えてきました。

使用頻度が増えると、それだけ汚れますので、定期的な清掃やメンテナンス頻度も増えます。
特にエアコンを5年以上使用、しかも2〜3年に一度清掃をしていないと、エアコン内部より「キーキーやキュルキュル」などの異音が発生する場合がございます。

最初は音が小さいので我慢して使っていても、次第に不快な音が大きくなると我慢できないものです。

今回は、エアコンの異音について、原因や種類、それに対する基本的な対処法から、エアコンメンテナンス業者への相談が必要な場合や予防策について解説いたします。

◆ 1.エアコンの異音とは?

エアコンの異音とは、エアコンが稼働している際に発生する異音のことを指します。
異音は、エアコンの異常な動作や故障のサインである場合もあり、その原因によって異なる種類の異音が生じることがあります。

エアコンの異音の主な原因は以下の3点が挙げられます。

  • フィルターの汚れ
  • ファンの異物混入
  • 内部部品の経年劣化

異音が発生する主な原因

フィルターの汚れ

エアコンのフィルターは空気中のホコリや汚れを取り除く役割をしていますが、フィルターが汚れてしまうと空気の流れが悪くなり、異音の原因になります。

ファンの異物混入

エアコンのファンに異物が混入すると、回転する際に摩擦音が発生し異音が生じます。シロッコファンの清掃や異物の除去が必要です。

内部部品の経年劣化

エアコンの内部部品は使い続けるうちに経年劣化していきます。モーター内部部品などの摩耗や劣化によって異音が生じることがあります。

異音の種類と特徴

「キーキー・ギーギー」という摩擦音

フィルターの汚れやファンの異物混入によって生じる「キーキー・ギーギー」という異音は、摩擦音のため高めの音がします。

「ブーン」という低い回転音

エアコン内部部品の経年劣化やファンの故障によって生じるブーンという異音は、低い回転音のため比較的静かですが、不快感を与えることもあります。

「カチカチ・カラカラ」という異物混入音

シロッコファンの異物混入によって生じるカチカチ、カラカラという異音は、異物が回転する際に発生するため鋭い音がします。

 2.エアコン異音の基本的な対処法

エアコン異音の原因はさまざまですが、一般的な対処法は以下の通りです。

異音がした場合の主な対処方

  • フィルター清掃やエアコンが正常に稼働する点検を行う(冷たい風が出てくるか?異音の種類の確認)
  • 異物が混入していないかの確認
  • 定期的な清掃メンテナンス

 フィルター清掃

エアコンのフィルターは日常的に汚れがたまりやすい部分です。

フィルターが汚れているということは、エアコン内部も汚れが蓄積している可能性が高いです。
埃やカビが蓄積されたフィルターは、汚れをシャットアウトするフィルター本来の機能を果たしていません。
内部まで汚れが蓄積されると、エアコンの動作音が大きくなる原因となります。

※エアコンフィルター清掃方法は、エアコン取説をご参照ください

異物が混入していないかの確認

エアコン内部のファンや内部部品に異物が混入していると、異音の原因となることがあります。
異音が発生している場合は、エアコンを停止させてから、異音が発生している部分を確認し、異物がないかを確認しましょう。

エアコン吹き出し口から、ペンライトなどを照らして目測で確認することになりますが、難しい場合は、エアコンクリーニング業者などにご依頼することをおススメします。

定期的な清掃メンテナンス

エアコンは定期的な清掃メンテナンスがとても重要です。
定期的な清掃メンテナンスを行うことで、異音の発生を予防することができます。

※お客様レベルでの定期清掃メンテナンス方法は、エアコンの取扱説明書に従って、適切なメンテナンスを行いましょう。


なお、お客様レベルでの定期清掃メンテナンスは、主に以下の内容でになります。

お客様レベルでの主な定期清掃メンテナンス

  • エアコンが正常に稼働する点検(冷たい風が出てくるか?異音がしないかなど)
  • フィルターの清掃
  • 室外機の点検と清掃

 3.エアコンメンテナンス業者による対処が必要な場合

エアコンの異音が続く場合や自分で対処できない場合は、エアコンメンテナンス業者の対応が必要となる場合があります。
以下は、業者に相談するべきタイミングやメンテナンス契約について解説します。

いつ業者に相談すべきか

エアコンの異音が続く場合には、以下のようなケースで業者への相談を検討することをおすすめします。

異音が続く場合

エアコンの異音が一時的なものではなく長時間続く場合は、エアコンを購入されたショップやエアコンクリーニング業者などに相談しましょう。

自己対処で症状が改善しない場合

自分で対処法を試したけど、異音の症状が改善しない場合は、エアコンを購入されたショップやエアコンクリーニング業者などに相談しましょう。
ご自分で分解メンテナンス後、別の症状が発生したり、かえって症状が悪化するケースもございますので、自信がない方は無理せずエアコンクリーニング業者などにご相談ください。

メンテナンス契約もございます

エアコンクリーニング業者によっては「年間定期メンテナンス清掃」など定期保守契約メニューがございますので、エアコンを長く安心して使いたい方・トラブルを未然に防ぎたい方は、定期メンテナンス契約をおすすめします。

にしむら

Dr.エアクリーンも家庭用エアコン、業務用エアコンともに、定期メンテナンス契約を行っていますので、価格やメンテナンス内容など、お気軽にご相談ください。

 4.トラブル予防策と長く安心して使うための対策

エアコンの異音を予防し、長く安心して使い続けるためには、以下のポイントに注意しましょう。

定期的な清掃とメンテナンス

トラブルを未然に防ぐためには、エアコンのフィルターや熱交換機、シロッコファンなどの内部部品を定期的に清掃する必要があります。

エアコン内部が汚れたままだと、正常な空気の循環を妨げ、異音の原因になりますが、定期的な清掃メンテナスを行うことで、エアコン内部の汚れを取り除くことができます。
また、内部部品の経年劣化も異音の原因となりますので、長く安心して使うためには、定期的な点検とメンテナンスも重要です。

異音が発生した場合の初期対処法

エアコンから異音が発生した場合、以下の確認・対処法を試してみましょう。

お客様レベルでの確認・対処法

  • フィルターを確認し、汚れている場合は清掃する。
  • シロッコファンなどに異物が混入していないか確認する。
  • エアコンの設置場所や台座が安定しているか確認する。

◆ 5.まとめ

今回は「エアコンからの異音について、異音の種類と対処法、長く使い続けるために必要なこと」を解説いたしました。

異音の主な原因としては、以下の3点が主な原因です。

  • フィルターの汚れ
  • ファンの異物混入
  • 内部部品の経年劣化

異音の種類には、摩擦音、回転音、異物混入音などがあります。

異音が発生した場合の初期対処法として、フィルターの清掃や異物混入の確認、定期的なメンテナンスが重要です。

異音が長時間続く場合や、ご自分で対処が難しい場合は、購入されたショップやエアコンクリーニング業者へご相談をおすすめします。

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